F1グランプリ開催にイタリアが相応しい理由とは

モータースポーツの最高峰、F1グランプリと言えば熱狂的なファンがたくさんいることで知られています。ヨーロッパから広がったこの自動車レースは、テレビなどで誰もが一度は目にしたことがあるはずです。音とスピードがとにかく大迫力のF1グランプリは、世界各国を巡って開催されるのが特徴のひとつとなっています。2019年シーズンは、オーストラリアでの第1戦から始まり、第8戦をフランスで、第17戦には日本の鈴鹿サーキットで、そして第21戦目のアブダビで最終戦を迎えます。今回は、その中でも「イタリアグランプリ」を紹介していきます。2019年のイタリアグランプリ決勝レースは、9月8日の開催が予定されています。そこで、イタリアのF1グランプリの魅力を他国と比べながら紹介していきます。

F1の醍醐味を味わえるイタリアのグランプリ

実はこのイタリア、F1グランプリの中でもイギリスと肩をならべる伝統の地です。1950年から毎年欠かさず開催されており、ヨーロッパで行われるF1グランプリのトリを務めていることからも、その歴史の深さを感じることができます。F1グランプリ開催にイタリアがふさわしいことがよく分かります。まずは、グランプリで使われるサーキットに注目していきたいと思います。高速サーキットとして以前より広く知られているモンツァサーキットです。現在は安全性の向上を目指して幾度も改修を重ねましたが、今なお高速サーキットとしてF1の魅力を存分に味わうことができるサーキットになっています。他国の開催とは違い、ヨーロッパのトリであるこのイタリアグランプリでは、次シーズンに向けた何らかの重大発表が行われる可能性が高いので、F1ファンはその動向から目が離せません。

F1の魅力を国ごと楽しめるイタリアグランプリ

やはりイタリアと言えば、フェラーリを連想する方も多いことでしょう。先ほど紹介したモンツァサーキットも当日はフェラーリカラーの赤一色になり、圧巻です。フェラーリと言えば熱狂的なファンも多く、F1グランプリのお祭り気分はこのイタリアグランプリで最高潮となります。順位争いのレーシングカーが並び、世界のトップドライバーたちのブレーキングテクニックも存分に味わえるクラシックコースとなれば、盛り上がらないわけがありません。実際に、生で観戦するのもイタリアグランプリはおすすめです。F1ファンなら外せないフェラーリ博物館でその長い歴史を見学することもできます。ランボルギーニの博物館やサンマリノグランプリとして使われたイモラサーキットを見学するのも良いでしょう。このような国ごとF1 を楽しめるのがイタリアグランプリなのです。